村田学園について
教育理念
村田謙造の建学の精神に基づき、深く専門の学芸を教授研究し、人間性豊かな教養と創造的能力を涵養するとともに、現代の職業や実際生活に必要な専門・実践的知識技能を有する有為な人材を育成する。
建学の精神
創立者村田謙造は「近代的経営の根幹は経理事務の充実であり、『経理の道』は国民常識としてあまねく普及されなければならない」の信念のもとに、本学園の基となる「銀行会社事務員養成所」を、明治42年(1909年)に創設した。これは、実社会において役に立つ、簿記・会計・珠算・税務に関する知識技能を有する有為な人材を育成し、我が国の発展に寄与しようとしたものである。また、村田謙造は尾崎咢堂から贈られた「有算者勝」(算あるは勝つ)を座右の銘とした。「算」とは計算・経理、計画であり、緻密な計画や信念をもって事にあたれば、必ず目的を達成することができるという真理を教えるものである。本学園創始の精神を承継し、時代の流れを的確に察知する洞察力と、緻密な計画や強い信念をもって事にあたる実践的知識技能を有する有為な人材を育成し、もって社会に貢献することである。
理事長メッセージ
学校法人村田学園は、平成21年に創立100年の節目を通過いたしました。
明治42年、創立者村田謙造先生が「簿記は、すべての国民が、常識として、きちんと学んでおくべきである」という理念のもと、「銀行会社事務員養成所」を設立されたのが本学園の出発点であります。また、先生が座右の銘とされた「有算者勝」は、現在の学園の教育理念として引き継がれており、この言葉の意味を広義に解釈すれば、「ものごとに緻密な計画性をもってあたるならば、必ず成功する」ということであります。
本学園は現在、「村田女子高等学校」、「村田女子中学校」の2校を擁しておりますが、いずれの学校におきましても、「有算者勝」の理念のもと、現在の不確実な時代に徒手空拳で立ち向かうことなく、常に確たる数字的計画性を念頭に将来展望を見据え、いかなる時にも自らの立脚地を見失わない人材を、今後も変わらずに育成してまいります。
明治42年、創立者村田謙造先生が「簿記は、すべての国民が、常識として、きちんと学んでおくべきである」という理念のもと、「銀行会社事務員養成所」を設立されたのが本学園の出発点であります。また、先生が座右の銘とされた「有算者勝」は、現在の学園の教育理念として引き継がれており、この言葉の意味を広義に解釈すれば、「ものごとに緻密な計画性をもってあたるならば、必ず成功する」ということであります。
本学園は現在、「村田女子高等学校」、「村田女子中学校」の2校を擁しておりますが、いずれの学校におきましても、「有算者勝」の理念のもと、現在の不確実な時代に徒手空拳で立ち向かうことなく、常に確たる数字的計画性を念頭に将来展望を見据え、いかなる時にも自らの立脚地を見失わない人材を、今後も変わらずに育成してまいります。
理事長 大橋節子
村田学園の歩み
有算者勝
創立者 村田謙造(1887-1975)
「簿記は、すべての国民が、常識として、きちんと学んでおくべきである」という信念のもと、23歳で「銀行会社事務員養成所」(のちの村田簿記学校)を設立。日本の「近代化」に教育面で大きく寄与し、以後、商業教育界の牽引車としての役割を果たしてきた。また、昭和の初めにあって、日本経済発展のために女性の社会進出の重要性を説き、昭和6年には、本校の母体となる「村田女子計理学校」(現 村田女子高等学校)を設立した。また、算盤(ソロバン)の革命とまで言われた「村田式計算器」を考案したほか、簿記関係の著作9冊を発表し脚光を浴びた。全国経理学校協会理事長をはじめとする要職を歴任し、昭和40年には勲三等瑞宝章を受章。その「社会に貢献できる人材の育成」の精神は現在の村田学園のゆるぎない根幹を成している。座右の銘は「有算者勝」(算有るは勝る)。
村田 謙造(むらた けんぞう)
明治20年山口県下関市生まれ。下関高等学校、大阪高等商業学校2年終了。昭和50年死去。享年88。
「簿記は、すべての国民が、常識として、きちんと学んでおくべきである」という信念のもと、23歳で「銀行会社事務員養成所」(のちの村田簿記学校)を設立。日本の「近代化」に教育面で大きく寄与し、以後、商業教育界の牽引車としての役割を果たしてきた。また、昭和の初めにあって、日本経済発展のために女性の社会進出の重要性を説き、昭和6年には、本校の母体となる「村田女子計理学校」(現 村田女子高等学校)を設立した。また、算盤(ソロバン)の革命とまで言われた「村田式計算器」を考案したほか、簿記関係の著作9冊を発表し脚光を浴びた。全国経理学校協会理事長をはじめとする要職を歴任し、昭和40年には勲三等瑞宝章を受章。その「社会に貢献できる人材の育成」の精神は現在の村田学園のゆるぎない根幹を成している。座右の銘は「有算者勝」(算有るは勝る)。
村田 謙造(むらた けんぞう)
明治20年山口県下関市生まれ。下関高等学校、大阪高等商業学校2年終了。昭和50年死去。享年88。
あせらずに、あきらめないで、一歩ずつ
第2代理事長 村田照子(1926-2006)
父謙造先生のもと、女子高校で数学教師として教鞭を振るい、昭和50年、理事長、校長の職に就いてからは、簿記学校経営の傍ら、女子教育に力を注ぐ。都知事から「学校教育功労者」として、また文部大臣からは「産業教育功労者」として表彰を受け、私学振興への功により勲四等宝冠章を授章。全国商業高等学校長協会副理事長や東京都専修学校各種学校協会会長などを歴任した。教育の現場では「率先垂範」を信条とし、常に生徒や保護者と向き合う姿勢を崩さなかった。「あせらずに、あきらめないで、一歩ずつ」という言葉とともに、「校長講話」の授業で教壇に立ち続け、また晩年まで北軽井沢高原教室で生徒と寝食を共にして、一人ひとりへの細やかで愛情あふれる教育を貫き通した。
村田 照子(むらた てるこ)
大正15年山口県下関市生まれ。東京女子大学数学科を経て明治大学商学部を卒業。平成18年死去。享年80。
父謙造先生のもと、女子高校で数学教師として教鞭を振るい、昭和50年、理事長、校長の職に就いてからは、簿記学校経営の傍ら、女子教育に力を注ぐ。都知事から「学校教育功労者」として、また文部大臣からは「産業教育功労者」として表彰を受け、私学振興への功により勲四等宝冠章を授章。全国商業高等学校長協会副理事長や東京都専修学校各種学校協会会長などを歴任した。教育の現場では「率先垂範」を信条とし、常に生徒や保護者と向き合う姿勢を崩さなかった。「あせらずに、あきらめないで、一歩ずつ」という言葉とともに、「校長講話」の授業で教壇に立ち続け、また晩年まで北軽井沢高原教室で生徒と寝食を共にして、一人ひとりへの細やかで愛情あふれる教育を貫き通した。
村田 照子(むらた てるこ)
大正15年山口県下関市生まれ。東京女子大学数学科を経て明治大学商学部を卒業。平成18年死去。享年80。
沿革
1909 | 明治42年 11月 | 神田一ツ橋通町に「銀行会社事務員養成所」設立 |
1921 | 大正10年 4月 | 神田区猿楽町に移転、「村田簿記学校」と校名変更 |
1931 | 昭和 6年 3月 | 「村田女子計理学校」設立 |
1937 | 昭和12年 1月 | 文部省認定「珠算能力標準レコード」発表、世界にソロバンを紹介 |
1939 | 昭和14年 1月 | 村田女子計理学校 新築移転(小石川区久堅町98 現在の住所表記では 文京区小石川5-40-18) |
1943 | 昭和18年 2月 | 組織を財団法人とする。「村田女子計理学校」を「村田女子商業学校」と改称 |
1948 | 昭和23年 3月 | 学制改革により、「財団法人・村田学園」を「学校法人・村田学園」と改組。 「村田女子商業学校」は「村田学園高等学校」となる |
1951 | 昭和26年 4月 | 「村田学園高等学校」を「村田女子商業高等学校」と改称 |
1961 | 昭和36年 10月 | 村田女子商業高等学校を鉄筋4階校舎に全面改築(昭和42年4月 校舎5階を増築) |
1965 | 昭和40年 7月 | 村田学園北軽井沢高原寮完成 |
1974 | 昭和49年 4月 | 村田簿記学校新校舎完成 |
1975 | 昭和50年 4月 | 村田照子が「村田女子商業高等学校」校長に就任 |
1976 | 昭和51年 9月 | 「村田簿記学校」は学校教育法に基づく専修学校として認可を受ける |
1977 | 昭和52年 10月 | 村田簿記学校2号館完成 |
1980 | 昭和55年 5月 | コンピュータによる会計教育開始 |
1982 | 昭和57年 6月 | ワープロ導入 |
1983 | 昭和58年 4月 | 経理高等課程開設。パソコン導入、学生相談室開設 |
1984 | 昭和59年 12月 | 村田学園 市川セミナーセンターの完成 村田女子商業高等学校市川校舎および市川グラウンド落成 |
1986 | 昭和61年 3月 | 我が国初のコンピュータを使った簿記学習のソフト「MCAI」完成 |
1989 | 平成 元年 10月 | 村田学園80周年記念式典を日本武道館で挙行 |
1992 | 平成 4年 4月 | 千葉県市川市に東京経営短期大学開学・経営情報学科開設 |
1996 | 平成 8年 4月 | 東京経営短期大学経営税務学科開設 高等学校の名称を「村田女子商業高等学校」から「東京経営短大村田女子高等学校」へと改称 |
1999 | 平成11年 3月 | 東京経営短大村田女子高等学校 校舎移転(文京区本駒込2-29-1) |
1999 | 平成11年 10月 | 創立90周年 |
2000 | 平成12年 4月 | 東京経営短期大学留学生別科開設 |
2001 | 平成13年 3月 | 村田簿記学校経理高等課程廃止 |
平成13年 4月 | 東京経営短大村田女子高等学校普通科開設 | |
平成13年 4月 | 村田簿記学校 校舎移転(千代田区神田神保町1-14) | |
平成13年 5月 | 法人事務局移転(千代田区神田神保町2-12) | |
2002 | 平成14年 4月 | 東京経営短期大学「経営税務学科」を「ビジネスマネジメント学科」と学科名変更 |
2003 | 平成15年 6月 | 法人本部所在地移転(文京区本駒込2-29-1) |
2005 | 平成17年 4月 | 東京経営短期大学経営総合学科開設 |
平成17年 9月 | 高等学校校長に伊藤淑子が就任 | |
2006 | 平成18年 3月 | 東京経営短期大学 経営情報学科、ビジネスマネジメント学科廃止 |
平成18年 4月 | 村田簿記学校休校 | |
平成18年 6月 | 村田照子逝去、理事長に亀田光昭就任 | |
2007 | 平成19年 4月 | 高等学校のコースを再編し普通科アドバンストコースを新設。 |
2008 | 平成20年 4月 | 村田学園小石川女子中学校開学 初代中学校校長に伊藤淑子が就任 |
2009 | 平成21年 11月 | 村田学園創立100周年記念式典を、ホテルグランドパレスで挙行 市川グラウンドを全天候対応グラウンドにリニューアル 専門学校村田経営義塾閉校 |
2011 | 平成23年 1月 | 中庭を人工芝化 |
平成23年 3月 | 村田女子高等学校開校80周年(3月6日) 中学校・高等学校校長に亀田光昭就任 | |
2012 | 平成24年 4月 | 理事長に岡部徳三が就任 中学校・高等学校校長に伊藤淑子が就任 |
2013 | 平成25年 4月 | 中学校の名称を「村田女子中学校」と改称 |
2015 | 平成27年 4月 | 中学校・高等学校校長に倉田政子が就任 |
2018 | 平成30年 4月 | 理事長に大橋節子が就任 高等学校校長に小野正人が就任 |
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村田学園法人事務局
2018年8月、下記住所に移転しました
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